科学研究費助成事業


特定非営利活動法人社会理論・動態研究所は、2013年度に、文部科学省より学術機関(科学研究費交付資格団体)の指定を受け、科学研究費助成金の申請が可能になりました。それに基づき、現在、次のような、研究所の研究者を研究代表者とする科学研究費助成金に係る事業を行っています。

 

◆2017年度 助成金交付事業

1.科学研究費助成事業(基盤研究(A))

 

課題番号:17H01657  研究期間:2017 ~ 2020年

研究代表者:青木秀男(社会理論・動態研究所)

  研究課題名:グローバル都市の底辺層の構造と変容

 

2.科学研究費助成事業(挑戦的研究(萌芽))

 

課題番号:17K18601  研究期間:2017 ~ 2019

研究代表者:小早川明良(社会理論・動態研究所)

 

  研究課題名:近代被差別部落の形成と同意の構造 軍都と部落問題

 

3.科学研究費助成事業(基盤研究(C))

 

課題番号:16K04063  研究期間:2016 ~ 2019年

研究代表者:猪股祐介(社会理論・動態研究所)

  研究課題名:満洲引揚体験の記憶化に関する歴史社会学的研究

 

4.科学研究費助成事業(研究成果公開促進費(学術図書))

 

課題番号:17HP5172  研究期間:2017年

研究代表者:吉田 舞(社会理論・動態研究所)

  研究課題名:先住民の労働社会学

 

 

◆2016年度 助成金交付事業

 

1.科学研究費助成事業(基盤研究(C))

 

課題番号:16K04134  研究期間:2016年~2018年

研究代表者:秋風千惠(社会理論・動態研究所)

  研究課題名:障害はジェンダーにどのように影響を及ぼすのか―軽度障害女性の意味世界から

 

2.科学研究費助成事業(若手研究(B))

 

課題番号:16K17253  研究期間:2016年~2019年

研究代表者:吉田 舞(社会理論・動態研究所)

  研究課題名:都市における先住民の相対的底辺化―サマ・バジャウの労働と生活

 

◆2015年度 助成金交付事業

 

1.科学研究費助成事業(若手研究(B))

 

課題番号:15K17211  研究期間:2015年~2017年

研究代表者:渡辺拓也(社会理論・動態研究所)

  研究課題名:大阪都市圏における下層労働力析出・編成メカニズムの解明

 

 

◆2014年度 助成金交付事業 

 

1. 科学研究費助成事業(若手研究(B))

  課題番号 26780300   研究期間  2014年~2016年

  研究代表者 打越正行(社会理論・動態研究所) 

 研究課題名 沖縄の暴走族・ヤンキー若者たち、その後─5年にわたる参与観察と生活史調査から

 

※ この他、本研究所所員が、他学術機関(大学)の研究者を研究代表者とする科学研究費に係る4件の継続事業の研究分担者として事業に参加している。(2017年7月現在)

 


◆終了事業

* 科学研究費助成事業(基盤(B)海外学術調査)

 

課題番号:26301029  研究期間:2014年~2016年

研究代表者:青木秀男(社会理論・動態研究所)

研究課題名:マニラ首都圏の底辺層の構造と変容─過剰都市からグローバル都市へ

 

研究目的:
 経済のグローバル化の中、途上国都市の労働・居住・貧困が変容している。非正規雇用と伝統的雑業(インフォーマル職種)が膨張し、新たな雑業職種(新労務)が現れ、(伝統型)貧困に加え、〈新しい貧困〉が現れ、都市開発により空間構造が変容している。地方からの移住者が減り、大都市に移住者二・三世が増え、また海外就労者が増えている。本研究は、このような途上国都市の変容を、都市底辺層(urban bottom)に焦点を当てて分析する。具体的に、マニラ首都圏を事例に、海外就労経験者(鍵概念は (migration)、底辺女性(gender)、先住民(ethnicity)、スクオッター居住者(squatter)、ホームレス(underclass)を対象に、労働非正規/雑業)、居住(定住/非定住)、貧困(旧/新)、移動(国内/海外)について分析する。以て、途上国都市における底辺層の再生産構造を解明し、その問題を索出し、底辺層の行方を予見する。

 

 

* 科学研究費助成事業(若手研究(B))


  課題番号 26780299   研究期間  2014年~2016年
  研究代表者 木下直子(社会理論・動態研究所、九州大学)
  研究課題名  〈慰安婦問題〉構築過程と日本人「慰安婦」の不可視化に関する研究

  研究目的

 本研究では〈慰安婦問題〉において、なぜ日本人「慰安婦」の被害が不可視化されたかを分析した博士論文(業績欄②)を発展させる。博士論文では、1970年代以降のフェミニズム等の運動資料の言説分析を行い、「慰安婦」の経験が民族的な加害/被害の軸に沿って解釈され、日本人「慰安婦」が「被害者」から排除されていく言説作用を捉えた。本研究は、分析対象を新左翼運動と戦後補償運動の言説に拡大する。1990年頃に 〈慰安婦問題〉を社会問題化させた背景には、日本の「加害」を告発するそれらの運動があったからである。本研究は、加害国の「国民」の経験を「被害」と意味づけないナショナリズムの作用について、ジェンダーの視点を踏まえて考察する。

 

* 科学研究費助成事業(基盤研究(C))

  課題番号 25380733   研究期間  2013年~2015年

    研究代表者 小早川明良(社会理論・動態研究所)

  研究課題名 部落問題についての「科学的」言説批判