番匠 健一(ばんしょう けんいち)
所属 特定非営利活動法人社会理論・動態研究所・研究員
専門分野 地域社会学、移民史・北海道史、平和学
研究テーマ
地域社会研究では、北海道の道東地域(別海町、中標津町、浜中町、厚岸町など)をフィールドに、入植と離散、酪農、軍事化、国境、文化サークル、強制連行などについて調査研究している。また移民史・北海道史にかかわる研究では、近現代北海道の「植民」論、内地からの植民・移住者による地域の形成、北海道各地から台湾、満州、樺太、千島など外地、ブラジル、アルゼンチンなど海外への移民の送り出し、農業技術の移転と適応などについて調査研究している。
研究の成果
番匠健一2022「北海道総合開発と地域社会」、足立芳宏『農業開発の現代史』京都大学出版 pp.239-260
番匠健一2023「道東地域における望郷と故郷の創造――北海道中標津町の地域誌『北のふるさと』から――」『立命館文学』681号 pp1-23
番匠健一2023「1960年代北海道東部矢臼別演習場における自衛隊演習と農民運動」『立命館大学国際平和ミュージアム研究』立命館大学平和教育研究センター 24号