木下  直子(きのした・なおこ)

 

 

   所属

 

       社会理論・動態研究所 研究員
      筑紫女学園大学短期大学部 非常勤講師(2013年後期)

 

    専門分野

 

       歴史社会学、フェミニズム理論

 

    研究テーマ

 

          大学院修士課程では日本のフェミニズム運動に注目し、性差別社会への対抗概念であ

      る〈性暴力〉概念形成の系譜を描いた。博士課程では〈「慰安婦」問題〉において「慰安婦」

      とされた日本人女性の存在が「被害者」と認識されない傾向があることに焦点を当て、「国

      民」というカテゴリーが階級やその他の要素以上にひとの社会的存在を規定する属性とな

      ることを近代社会の特徴として分析した。

 

    最近の著作

 

       木下直子,2009,「DV被害者支援をおこなう民間シェルターの課題――利用者からの

         異議申し立てを中心に」  『女性学年報』(30): 43-64

 

       木下直子,2011a,「日本人『慰安婦』被害者と出会うために」  岩崎稔・陳光興・吉見俊

         哉編『カルチュラル・スタディーズで読み解くアジア』  せりか書房,108-31

 

       木下直子,2011b,「日本人『慰安婦』の被害者性――1990年代初頭の言説,運動を

         振り返って」『ジェンダー研究』(14),東海ジェンダー研究所,89-113

 

       木下直子,2013a,「日本のフェミニズムにとっての日本人『慰安婦』被害者――1970

         年代『ウーマンリブ運動』関連テクストを中心に」,チョングンシク・直野章子編『記憶と

         表象から読む東アジアの20世紀』,景仁文化社,97-129

 

       木下直子,2013b,「『慰安婦』言説再考――日本人『慰安婦』の被害者性をめぐって」 

         九州大学大学院比較社会文化学府  2013年度博士論文.