笹谷絵里(ささたに・えり)

 

 

    所属

      特定非営利活動法人社会理論・動態研究所・所員

       

    専門分野

 

        こども学・医療社会学・医療史・小児保健

 

     研究テーマ

 

近代以降の生殖と医療をめぐる制度・言説・実践が、こども、家族、ジェンダー関係および主体形成にいかなる影響を与えてきたのかを、主として歴史研究と質的調査により研究している。近現代日本および沖縄社会を対象に、貧困、若年妊娠、単親世帯、社会的支援ネットワークと家族実践の関係を分析している。     

 

 

    おもな著作

笹谷 絵里 2022 「男性の遺伝情報に対する意識ー新生児マススクリーニングを受検した子どもを持つ男性の遺伝意識の語り―」 保健医療社会学論集 32巻2号101-110頁

 

笹谷 絵里 2022 狂気な倫理 : 「愚か」で「不可解」で「無価値」とされる生の肯定 小西 真理子, 河原 梓水編著 (担当:共著, 範囲:13章「今いる子どもと未来の子どもをめぐる光と闇」) 晃洋書房 

 

笹谷 絵里 2019 新生児マス・スクリーニングの歴史 笹谷絵里 洛北出版